教育ローンを利用する際、何より気になってしまうのが、金利に他なりません。一言で金利とは言うものの、様々な種類があります。「低い」事だけに注目し、教育ローンを選ぶと後々後悔してしまうかもしれません。ローンを利用する場合、金利の種類やメリットについてしっかり把握しておきましょう。そもそも教育ローンとは、目的別ローンの一つに他なりません。国の教育ローン、民間の金融機関が取り扱っている教育ローンの2種類があります。大学や専門学校等の入学金、授業料費用等へ借りた資金を充てる事が可能です。日本政策金融公庫が、国の教育ローンを取り扱っています。1人以上の連帯保証人、若しくは教育資金融資保証基金の保証が必要です。民間の教育ローンは、数多くの金融機関が取り扱っています。金利も金融機関毎に異なっているものの無担保、無保証人が一般的です。国の教育ローンは、金利は固定されています。民間の教育ローンは固定金利、変動金利いずれかを選択する事が可能です。固定金利の場合、年約2%後半~5%が相場になっています。変動金利の場合、年約1%後半~4%となっている点が特徴的です。固定金利は、返済が終了するまで金利そのものを、変更する事はできません。毎月の返済金額が変わらない為、返済計画が立てやすくなります。金利が上昇し、毎月の返済金額が増加するのではないかと心配するはありません。各金融機関にとっては若干負担が増しますので、変動金利に比べ固定金利を高めに設定しています。低金利の状態が続いている場合、魅力的なのは変動金利型の教育ローンです。低金利の金利情勢の場合は、金利の低い変動金利型の教育ローンが魅力的です。金融機関は、独自の基準で基準金利を見直します。景気の動向、金利情勢は刻一刻と変動する為なるべく低金利で、教育ローンを利用したい父兄にはメリットが大きいと言えるでしょう。毎月の返済金額、完済までの支払総額を抑えることが出来ます。